いつもご利用ありがとうございます。City Oasisの安藤です。更年期のお話6回目は、膣とデリケートゾーンに関してです。4年前の2018年、私53歳のブログより抜粋した内容です。
以前のブログで更年期の症状とプラセンタ注射について書きましたが、今回は膣&デリケートゾーンの乾燥についてサロンのお客様からご相談があったので、私の経験を交えてお伝えしたいと思います。
更年期の乾燥は肌だけではなく膣&デリケートゾーンにも起こるようです。膣粘膜や外陰部の皮膚が乾燥して炎症を起こす「萎縮性膣炎」「萎縮性外陰炎」という症状で、エストロゲンの欠乏が原因。更年期前の膣は、おりもので潤わされ、デーデルライン桿菌という乳酸菌の働きで弱酸性に保たれています。でもエストロゲンが欠乏すると膣粘膜上皮が薄くなり、膣内環境が乱されるのです。
「萎縮性膣炎」「萎縮性外陰炎」のおもな症状は...
〇乾燥する
〇かゆい
〇ヒリヒリする
〇出血しやすい
〇嫌な臭いがする
私の場合は寝不足とストレス過多が続いた時に膣&デリケートゾーンのヒリヒリとした痛みとにおいが気になり、性交痛を感じたので、入浴後にサロンで使用しているマカデミアナッツオイルをデリケートゾーン全体に塗り、市販薬の女性ホルモオン軟膏剤ヒメロス(大東製薬工業)を膣の入口周辺に塗ったところ約1週間で症状が改善されました。
この方法も有効だったのですが、もっと良い治療法を見つけたかったので、クリニックで相談したところ、医師からホルモン治療と薬(膣内に挿入する錠剤)での治療があると説明がありました。
ホルモン治療に関しては、別のクリニックで1年前に出血のコントロールが出来なくて止めたので、医師に出血しない方法が良いと伝えるとホルモン注射なら出血しないとのこと。
早速ホルモン注射による治療をスタートしました。現在注射1回と薬は4回使用したところですが、膣&デリケートゾーン問題は改善しました。乾燥もにおいも痛みも無くなっています。
このホルモン注射は男性ホルモンと女性ホルモンの混合ホルモン剤の注射で国内で60年前から使用されているそうです。関節痛やしびれもプラセンタ注射とエクオールのサプリだけの時よりも痛みや不調が少なくなっているような感じです。同時にホットフラッシュに効果のある加味逍遥散という漢方も処方して頂き、食前に飲んでいます。飲み忘れも多々あるので、お守りのように持ち歩いてちょっと汗が出そうになった時に飲むと症状が治まります。気持ちの問題かもしれませんが...。
更年期症状の治療は自分に合う方法を見つけることが大切です。更年期の色々な症状に襲われたって、何とか改善出来る、QOLを保てる、楽しく生きられる、そんな時代になってきたと思います。
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