こんにちは。City Oasisの安藤です。気温が高くなるにつれ薄着になると人目につくパーツが増えてきますね。
先日久しぶりにご来店された50歳のYさんから「首のシワが目立ってきました。どのようなお手入れをすれば良いのでしょうか?」とご質問を頂きました。首は顔のすぐ下にあるため人目につきやすく、首のシワが目立つと老けて見えがちです。メイクで誤魔化しにくい首は、年齢を表しやすいパーツと言われています。毎日のスキンケアで顔のお手入れはしていても、「首」のケアがほとんど出来ていない方も多いのかもしれません。
前述のYさんの首にはくっきりと横ジワが出来ていました。そもそもなぜ首にはシワが出来やすいのでしょうか?
年輪を刻むように見える横ジワは、姿勢の悪さが大きな原因です。
コロナ禍の影響でおうち時間が長くなり、座った姿勢でいる時間が増えましたね。Yさんも在宅勤務が増え、座ってうつむいた状態が長く続いた結果、横ジワが深くなってしまったのです。
成人の頭の重さは4~6kgになると言われており、うつむいた状態でその重さを支えるには、あごを引いてバランスをとることになります。例えば、PCやスマホを操作する時間が長くなると、頭の重さで首が前に傾いてしまい、横ジワを深めてしまうというわけです。同時に、首の前にある筋肉が縮んだ状態が続くため、血行も滞りやすくなり、筋肉の衰えを早めてしまうことに...。
また、枕の高さが合っていないと、横ジワができやすい体勢が続き、寝ている間にシワを深めることもあります。その他、太って首に皮下脂肪が増えてしまうと、たるんで横ジワを深くすることがあります。
横ジワの他に日焼けをした方や高齢者に多く見られる、たるんだように縦のラインができてしまう首の縦ジワもあります。
その原因の1つが、「顔と比べて乾燥しやすいこと」です。首は、顔と比べて皮脂腺が少なく、潤いを保ちにくいという特徴があるためです。また、顔のようにメイクをするわけでなく、服で守られることもないため、紫外線の影響を受けやすいのです。日々の保湿ケアや日焼け止めが十分でないことや加齢による肌の乾燥から縦ジワが出来やすくなります。
さらに筋力の衰えも影響します。首には頭を支えるための筋肉があり、その周りにはハリを保つ皮下脂肪がついています。しかし、年齢とともに、筋力や皮下脂肪が衰えると、首元がしぼんだ印象になってしまうのです。皮膚のハリが失われ、たるんで縦ジワになってしまいます。
今回は、首のシワ対策として取り入れたいセルフケアをご紹介します。
※用意するもの:レチノール配合の美容液(首専用でも良いし、顔と同じものでもOK)
①首全体に美容液をなじませて、指の腹全体で首の中央から外側へ、シワを広げる感じで、左右交互に3回ずつ円を描く。
②手の平全体で、鎖骨の上からあごへ摺り上げながら美容液を浸透させる。左右各6回ずつ。
※①②のマッサージは、左側を右手で、右側を左手で行います。
③首の後ろの筋肉を下から上に向かって指先でゆっくり押しながら揺らしてほぐす。
首のケアは、お風呂上りのリラックスタイムがオススメです。心地良いと感じる程度に力を加減しながら、ゆっくりとしたスピードで行ってくださいね。自分が思っている以上に他人の視線を集める首は、誤魔化しがきかないパーツたからこそ、今すぐケアを始めましょう!
当サロンのオプションメニュー「小顔&リフトアップフェイシャル」では首のお手入れも行います。
私が前述のYさんに月に一度のサロンケアでオススメしたメニューは、
「ヘッドマッサージ+バリニーズオイルマッサージ&ホットストーン+小顔&リフトアップフェイシャル」約1時間40分16,500円
頭のてっぺんからつま先まで一度にくまなくメンテナンスするので、梅雨時の浮腫みは勿論、疲れやすい、眠れない、気持ちの落ち込みなど、更年期特有のお悩みもスッキリ!是非お試しくださいませ。
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