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厳しい寒さや冷え込みが続きますが、体調等いかがでしょうか？ 

先日朝のテレビ番組で男性更年期の特集が放送され、コメンテーターの長嶋一茂さんがご自身の更年期症状について話されていました。

女性の閉経前後の更年期症状は広く知られていますが、男性にも同様のことが起きることはあまり知られていないようです。 

男性ホルモン（テストステロン）の減少で中高年男性の6人に1人がなると言われる男性更年期障害。

2022年の厚労省の調査から推測すると潜在的には約600万人が男性更年期障害の可能性があるとされています。

コロナ禍で在宅勤務が増えたことで生活リズムが崩れた、人との交流が希薄になってしまった、など生活環境の変化によりテストステロン値が低下し、心身の不調を感じる男性が増えているようです。 

テストステロンは認知機能や筋肉の生成、社会性を担います。

しかし20代をピークにテストステロンの分泌量は減る一方。

加齢による低下に加え、テストステロンの減少を加速させるのが仕事や家庭など日常のストレスや生活習慣の乱れです。

女性の更年期が生理と連動しているのに対し、男性は複合的な要素が絡み合うため自覚することが難しいのです。 

男性更年期はテストステロンの数値が低く、ストレス耐性も減少している状態のため、そこに強いストレスがかかれば鬱病を併発する可能性もあります。 

男性更年期障害の代表的な症状は次の通りです。

①    精神面...「イライラする」「神経質になった」「憂鬱な気分」など

②    身体面...「筋力・体力の低下」「疲れやすい」など

③    性機能面 ...「性的能力の衰え」「早朝勃起・勃起力の低下」「性欲の低下」など

実際私も最近知人男性数名から体調不良に関するご相談を受けましたが、その全てが①～③に該当する内容でした。

彼らは男性更年期をご存じなく、泌尿器科でホルモン検査を受けてテストステロン値を調べて治療を受けることをお勧めしましたが、「まだそこまでは...」と仰る方ばかりでした。

以前アップした男性更年期に関する記事もご参考になさってくださいね。 

今回は、男性ホルモン（テストステロン）の分泌を促す食品とアロマをご紹介します。 

◇食品

※　アボガド...ビタミンＥが多く含まれるため、血行を良くする。

※　バナナ...テストステロンを増やすプロメラインを含んでいる。

※　牡蠣...別名「海のミルク」と呼ばれるほど栄養豊富。亜鉛が多く含まれているので、精力増強、鬱状態の緩和が期待できる。

※　セロリ...下半身の血管を拡張するアルギニンを含むため、勃起力回復のサポートに効果大。

※　にんにく...抗酸化作用や疲労回復に効果のあるアリシンをたっぷり含んでおり、古くから精力アップに活用。 

◇アロマ

※　ジャスミン...ストレスや緊張を和らげ、自信を取り戻させてくれる。性的な不調改善や精子数の増加も期待できる。

※　イランイラン...テストステロンに似た成分が含まれているため、精巣への刺激作用があり、ＥＤの症状改善効果が期待できる。

※　ベルガモット...心をゆったりと落ち着けてくれる。気分を高揚させる。過度の落ち込み状態の時の強い味方。

 

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